協会について

自分の家族の生命・身体・財産を守る為の知識と技術を知りたい方へ
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このホームページには「真の防犯のノウハウ」があります。                      「平成21年11月作成」

協会について

受講を考えておられる皆様へ

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特定非営利活動法人 
日本防犯診断士協会
理事長 中山 天

一般社団法人
日本子育て心理カウンセラー協会 代表
子育て心理研究所 所長

1948年 熊本県生まれ
1977年 東京出版株式会社 業務取締役就任
1982年 東京出版株式会社 代表取締役就任 著書「逆風に向かう獅子」など
1999年 社業のかたわら続けてきた自力防犯&犯罪の抑止に関する研究を実践するために会社を退社
      日本防犯診断士協会設立の準備開始
2002年 日本防犯診断士協会の活動開始 
2003年 特定非営利活動法人 日本防犯診断士協会認定 理事就任
2006年 理事長に就任
2009年 子育て心理研究所設立
2011年 一般社団法人 子育て心理カウンセラー協会設立 代表理事就任

 平成11年、17年間勤めた東京出版(株)代表取締役を退職し平成15年に「日本防犯診断士協会」を設立。平成12年から防犯被害回避法を研究し、平成14年に独自の理論となる「自力防犯」を確立。以後、防犯の研究、啓発普及、後継者の育成、安全な街づくりや子どもを守る活動など現在も取り組んでいます。
 協会設立後、協会の核として日々取り組んでいるのが下記の4つのテーマです。
1、防犯の研究・開発、著述、防犯セミナーによる防犯診断士、防犯コンサルタントなど専門家の育成活動。
2、かけがえのない子どもたちを被害者にしないための啓発活動
3、安全な街づくりなど自主防犯活動グループの指導活動。
4、防犯事業の拡大と普及、革新と発展に寄与する活動。
 平成17年より、豊田市安心安全街づくり市民活動の指導を継続中で現在7年目になる。平成19年より、富山安全県づくりトップリーダー養成講座、国分寺、守谷市安全街づくり防犯リーダー養成講座などの主任講師を現在も行っている。







 昭和の時代と比較すると、犯罪の激増、凶悪・凶暴化、検挙率の低下、心の病に因する犯罪の多発など劣悪な社会が出現してしまいました。
水と空気と安全はタダで、国や警察が守ってくれる、日本は世界一安全な国だ、などと曖昧に暮らしてきた国民は犯罪が多発する社会に直面しています。
 国や警察に安全を委ねる「他力防犯」の限界が露呈し、くわえて惨くて理不尽な犯罪の被害者が、子どもや高齢者といった弱者にまで拡大する中、被害者救済・支援は今だ不十分なまま放置されているのが実情です。
 犯罪企図者らが  に、凶器を持ち、ある時は集団でもって、住民の尊い生命や財産、身体を狙い襲ってきます。犯罪弱者である子どもたちや女性、高齢者の多くは抵抗も防御もできず、犯罪被害をうける危険度がますます高まっているのです。
 実は、自身や家族の、住民の尊い生命や財産、身体を守るもっとも効果的な方法は個人・家族単位、街や地域単位での「自力防犯」あるいは「自衛力」を備えることなのです。当会は、そのための知識と技術を提供し、普及するために設立された非営利活動法人です。そして、一人でも多くの人々に、自力防犯の知識と技術を普及する実践者として防犯のスペシャリスト(防犯診断士)を養成しています。防犯診断士は、犯罪・被害に関するさまざまな悩みや問題を抱えた人々の相談に応じて、安全の診断・設計、講演や講習会などを行います。個人や家族が、地域や街の住民が安心して暮らすために役立つコーチングやアドバイスを行い社会に寄与するスペシャリストの資格です。

≪沿革≫

平成15年(2003年) 
 平成9年から行ってきた犯罪弱者を犯罪から守るための総合的な研究・啓発を行なうために、特定非営利活動法人 日本防犯診断士協会を設立し、活動を開始する。(私立幼稚園から県単位の指導まで多数。)併せて、防犯診断士(防犯のスペシャリスト)の養成講座を開始し、大使館武官、元警察庁刑事課長、元警察庁科学捜査研究所員、一部上場の警備会社社員、学校教諭など約200名近くの有資格者を輩出する。
その後、安全な街づくりや子どもたちを守る活動を中心とした依頼に応え、全国的な啓発活動を行なう。現在も活動中。(活動の概要は活動の一例を参照)
防犯診断士養成テキスト及び、子どもたちを守るためのテキスト等を執筆・制作。
「防犯教本」「防犯マニュアル」「犯罪事例集」「防犯教本1~13/13冊」「子どもの危機管理1~3/3冊」「子どもの防犯/DVD2巻」「子育て心理カウンセラー養成講座教本/2冊」「子育て心理上級カウンセラー養成講座教本」、
その他「安心・安全街づくりセミナー用テキスト」

平成21年(2009年)
 子どもを犯罪被害者にしないために非行や犯罪に走らせないために、挫折しづらい子どもに育てていただくために、子どもたちを守れる家庭や家族・保護者、園や学校、街や地域づくりをテーマに子育て心理研究室をつくる。「中山式子育て解決辞典」「子育ての黄金律」など独自の視点での子育て理論を提唱。その後「子育て心理カウンセラー」養成テキストを執筆。


平成22年(2010年)
 子どもの防犯の基礎となる、子どもたちを守り育むという理念から一般社団法人日本子育て心理カウンセラー協会設立(理事長 畑中義男)。子育て心理カウンセラー養成講座をスタート、資格取得者を認定し、資格取得後の活動支援を始める。子育て心理のスペシャリストを(子育て心理カウンセラー)養成と活動支援のために「子育て心理研究所」を教会内に設立。

平成23年(2011年)
 子育て心理上級カウンセラー養成講座開始。スペシャリストとしての実践力、実行力を備えていただく講座。子育て心理カウンセラー、講師、コーチング・アドバイザーとして現場で実践するために要する幅広い知識とスキルの取得を目指す。子どもの防犯コーチング・アドバイザー養成講座開講、子育てとは子どもを守り育むこと。守り育むとは、子どもの命を、心を、身体を、未来を守り育むということ。無力な子どもたちを狙い、騙し、襲う凶悪で卑劣な犯罪企図者らから、我が子を守るための必須となる知識とスキルを取得し子育てのスペシャリストとしての実力と活動の幅を広げることを目的とする。上級防犯診断士養成講座開始。協会主催の講座、各自治体の講座、園や学校の講座、父母会やPTAなどを対象とする講演や講話を中心としたスペシャリストの養成を目的とする。需要が差し迫ったことから開始。

2010年
□講演・セミナーの一部
 5月25日 石川県教育委員会/スクールガードリーダー研修会「子どもたちの守り方」/基調講演
 7月10日 国分寺市/防犯委員養成講座「安全な街づくりの基礎講座①②」/専任講師
 8月 7日 国分寺市/防犯委員養成講座「安全な街づくりの基礎講座③④」/専任講師
 8月 8日 守谷市/地域防犯リーダー養成講座/全12講座①②/専任講師
 8月21日 守谷市/地域防犯リーダー養成講座/全12講座③④/専任講師
 9月 4日 国分寺市/防犯委員養成講座「安全な街づくりの基礎講座⑤⑥」/専任講師
 9月11日 国分寺市/防犯委員養成講座「安全な街づくりの基礎講座⑦⑧」/専任講師
 9月12日 守谷市/地域防犯リーダー養成講座/全12講座⑤⑥/専任講師
 9月26日 守谷市/地域防犯リーダー養成講座/全12講座⑦⑧/専任講師
10月 2日 国分寺市/防犯委員養成講座「安全な街づくりの基礎講座⑨⑩」/専任講師
10月 9日 豊田市/地域防犯リーダー養成講座/全8講座①②③④/専任講師
10月10日 守谷市/地域防犯リーダー養成講座/全12講座⑨⑩/専任講師
10月16日 国分寺市/防犯委員養成講座「安全な街づくりの基礎講座⑪⑫」/専任講師
10月28日 日本子育て心理カウンセラー協会「カウンセラー養成講座」①/専任講師
10月31日 守谷市/地域防犯リーダー養成講座/全12講座⑪⑫」/専任講師
11月 4日 日本子育て心理カウンセラー協会「カウンセラー養成講座」②/専任講師
11月 9日 豊田市/平成17~21年終了の防犯リーダー再研修/専任講師
11月11日 日本子育て心理カウンセラー協会「カウンセラー養成講座」③/専任講師
11月14日 豊田市高橋支所「安全な街づくり住民セミナー」基礎講演
11月16~17日 豊田市役所/防犯診断士養成講座/専任講師
11月18日 日本子育て心理カウンセラー協会「カウンセラー養成講座」④/専任講師
11月19日 岐阜県安全対策研修会/岐阜県私立幼稚園連合会「園児の守り方」/基調講演
11月21日 豊田市/地域防犯リーダー養成講座/全8講座⑤⑥⑦⑧/専任講師
11月25日 日本子育て心理カウンセラー協会「カウンセラー養成講座」⑤/専任講師
12月 2日 日本子育て心理カウンセラー協会「カウンセラー養成講座」⑥/専任講師
12月 9日 日本子育て心理カウンセラー協会「カウンセラー養成講座」⑦/専任講師


深刻な社会問題の1つ/不適切な子育て

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うつ病100万人越え、引きこもり70万人・引きこもり予備軍150万人、自殺者3万人以上という数字が現代社会の深刻な実態を表している。その裏に苦悩する数倍の家族がいる。

 長年、防犯に携わってきて気づいたことは、近年、犯罪被害にあいやすく育てられている子どもたちが増えていることです。逆に非行や犯罪に走りやすく育てられている子どもたちも増えています。
 また、些細なダメージやトラブルで挫折してしまう、弱くて、脆くて、危うい子どもたちも増えています。これらの原因の一つが「子どもの育て方」に問題があったり、不適切だったりすることです。
 防犯の専門家として、我が子を犯罪被害者や犯罪者にしないために、さらに「我が子を加害者にし、家族が被害者になるような惨い事件だけはどうしても食い止めたい」、その一心で「健やかな子育て」に関する研究・啓発に取り組んでいます。
 犯罪被害を減少するには、犯罪を減らすことです。そして犯罪を減らすには6つのテーマがあります。非行や犯罪を行なう若者や大人にしない育て方も、防犯の重要なテーマの一つになります。


防犯6つのテーマ








 犯罪企図者に狙われやすいのが、犯罪弱者とされる子ども、女性、高齢者です。本来守らなければならない、これらの弱者を襲う卑劣な犯罪者らが私たちの近くにいます。
 日本は、これらの卑劣な犯罪者支援を重視し、被害者を救い、助けるシステムがとても脆弱です。犯罪被害にあいやすくさらに被害のダメージは被害者負担という危ない国、これが日本の実態です。

社会的抑止力 心が脆く、歪み、傷つき、壊れやすい危うい子どもたちが増えている。

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 平成18年6月に発生した「秋葉原通り魔事件」の判決(東京地裁)が平成23年3月15日に「育てられ方に原因があるとしても死刑を回避する理由にはならない」として「死刑」を言い渡されました。
 小中学校を優秀な成績で過ごしたこの男性は「悪魔」でも「鬼畜」でもなく、普通の子ども時代を過ごしています。また、3月に発生した「荒川沖駅事件」の男性も同じような境遇で育てられています。

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 子どもたちを健やかに育てることは「犯罪を根底から減少させる」有効な方法のひとつです。しかし、多くの母親や保護者は「我が子を健やかにそしてきわめて優れた若者に・大人に育てる知識」を知りません。子育ての目的や原理原則、期限やゴール、子育ての基本やそのテーマなどの知識です。適切な子どもの育て方と子どもの心的ダメージの軽減・解消法も防犯のスペシャリストとしての重要なテーマになります。